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YUKI

RMK クリエイティブディレクター

東京のヘアサロンでヘアスタイリストをする傍ら、メイクアップを学ぶ。2011 年に渡米したのち Pat McGrath チームに参加。その翌週からバックステージに入り、のちにチームのリーディングアーティストとして、Pat のもと数々のショーのメイクアップデザインを手がけた。YUKI みずから“怒涛の日々”と語る本物のクリエイターから受けた影響とそこで培ったプロフェッショナリズムは、独立後、フォトグラファーやセレブリティの目にとまり、さまざまなエディトリアル、バックステージ、広告にたずさわる。Chanel, Yves Saint Laurent, Tom Ford, L’Oréal などのブランド、Solange Knowles をはじめとするセレブリティをクライアントにもち、Vogue, Harper's BAZAAR, ELLE, DAZED, Interview, Numéro, Vanity Fair など各国の雑誌とコラボレーションを続ける。2021 年、RMK クリエイティブディレクターに就任。

Style

Style

Style

YUKI のスタイルは、細心かつ正確なテクニックから生み出されるメイクアップに、ストリートのバイブス、カジュアル感をミックスさせること。この独特のスタイルを成立させているのが、色のスペクトラムを正確に識別することで、その人特有の骨格や肌の色の美しさを引き出す技術であり、フレッシュスキン、コンセプチュアル、抑制をきかせた実験的な色使い、ミニマリズムと、求められる表現に対して境界線を引くことなく、自由にアプローチできるというもの。

Influence

Influence

Influence

勤勉さ、やわらかな気づかい、忍耐強さといった日本的な気質、精神性を背景に、YUKIは、ストリートカルチャー、ジェニー・サヴィルなど90’s以降のYBAs(Young British Artists)といったアートムーヴメントから影響を受け、ワーキングクラスを描いた映画を好む。あらゆる人種、ジェンダー、年齢のダイバーシティをあたりまえにそこにあるものとして感じながら、時代の先を行くファッション性の高いクリエイティブと、等身大のリアルをミックスすることを学んで、メイクアップアーティストの言語であるカラーパレットに置き換え提案する。

Inpression

Inpression

Inpression

“どんなにストリートでもどんなに難解でも、そこにはビューティがある、という狙いを体現したクリエーションが好き”と語る YUKI。彼が目指すメイクアップは、ストリートでありながらシック、ソフィスティケイティッドでありながらオルタナティブで生っぽい、そして、くずれていても美しいといった矛盾を、リアルに融合させること。

The New RMK

The New RMK

The New RMK

FALL COLLECTION 2021 より RMK のクリエイティブディレクターとして、全てのコレクションのプロダクト開発、キャンペーンのディレクション、プレスやソーシャルメディアを通じたコミュニケーションなど、YUKIは、ブランドの方向性を決める重要な役割を担い、RMKのポートフォリオをさらにアップデートさせるための舵をきった。

“メイクアップは、変身するものではなく等身大の自分を輝かせるもの。
流行っているから、ではなく自分が好きだと思う気持ちの高まりを大切にしてほしい。
肌にのせたとき、RMK のカラーがあなたにエキサイトメントをあたえるものでありたい“

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