VOGUE DEUTSCH APRIL 1997

今回は、ナオミ・キャンベルのジャーマン・ヴォーグのカバーについてお話しします。

この撮影は、ファッション6ページとカバートライのものでした。フォトグラファーは、ヴォーグのカバーでおなじみのマーク・エイブラハム氏。彼のライティングにかかったら、どんな人でも美しく見えると言われている有名なフォトグラファーです。
今回も、ナオミが美しく撮れていると思いませんか?

この日は、NYのダウンタウンにある「オデオン」というレストランの中でのロケーション撮影でした。みなさんもご存知のように、遅刻常習犯のナオミ。でも、レストランで限られた時間内での撮影だったので、遅刻は許されず、そこでヘアードレッサーと私は、このロケ地近くに住むナオミを家まで迎えに行くことになったのです。彼女のアパートに行ったとき、案の定、彼女はまだ寝ていました。眠そうな目でドアを開けたナオミ。仕度がまったくできていなかった彼女を見て、私たちは時間節約のため、ヘアー、メイクを彼女のアパートですることにしました。彼女の部屋はとても広く、窓がたくさんあるとても明るいすてきな所でした。かなりシンプルにしてありましたが、家具などはとてもおしゃれで、さすがスーパーモデルの部屋だと感心しました。

カバーに使ったドレスは黒のシンプルなものだったので、メイクは赤を使って強さを出しました。アイメイクはダークブラウンのシャドウを目の回りに強く入れ、その回りにリップに使った赤のグロスをつけて目を強調しました。残ったグロスをチークにも!! 程よい光沢感と赤の強さが、彼女の肌を一層美しくしていると思いませんか?

こうしてこの美しいカバーができ上がったのです!