CULTURE

自分らしい想いを伝える、 とっておきのカード術

2月のバレンタインに、 3月&4月の卒業・進学・就職シーズン。 春は大切な人に想いを伝えたり、 ギフトを贈ったりする機会が多い時です。 そんな時に、さりげなく、でも印象的に 自分の気持ちを表現できるのがカード。 せっかくなら美しく心に残るものを。というわけで 素敵なカードを贈るためのヒントをピックアップ。


Winged Wheel

<左>コレスポンデンスカードのイメージ。オーダーから1週間〜10日ほどで完成で、価格はカード印刷+封筒 50セットの場合11,000円。<右>カード・封筒は、ともに1枚から購入可能(ミニカード50円〜)。個性的なモチーフが豊富です。

店内はスタイリッシュで居心地のよい空間。

Tout le monde

<左>見ているだけでも楽しいカードが豊富。上から時計回りに、ミニカード各189円 靴形315円 I LOVE YOUと書かれたロングカード525円 カップのカード367円 クローバーのカード367円(以上トゥールモンド) <右>「ありがとう」のカードもさまざまな言葉が。手前から、マハロ262円 メルシー157円 サンキュー575円 ダンケ157円(以上トゥールモンド)

カード棚がぎっしりと並ぶ店内。

カードを探す時に頼りになるのは、やっぱり専門店。たくさんの種類から選べるし、オリジナルを作成できるなど独自のサービスが受けられることも。今回は2つのショップを訪れました。
 「ウイングド・ウィール(Winged Wheel)」は、表参道駅ほど近くにある手紙の専門店。店内に入ると、モダンな空間のなかに、カードや便せん、封筒などが美しくディスプレイされています。商品はほぼすべてがオリジナル。風合いがよく書きごこち抜群の、純度100%のコットンペーパーを使用しており、この上質な紙を生かすシンプルなデザインが中心ながら、ボーダード加工(縁の色付け)や、活版やエンボス加工でワンポイントを施したタイプなど、手の込んだ、高級感あるラインナップが揃っています。
 こちらでぜひ活用したいのが“自分だけの一枚”が作れるコレスポンデンスカードのサービス。イニシャルや名前、好きな言葉などを、豊富な書体と色から選んで組み合わせて入れることができるのです。封筒も各色用意されているので、ボーダード加工と封筒の内側の色をお揃いにしてより自分らしさを表現、なんてことも可能です。
「封筒とカードの基本的なデザインは、欧米で広く用いられる仕様に合わせていますので、海外の方や目上の方へ贈る時にも安心だと思います」と教えてくれたのは、広報の永田留美さん。ちなみに海外からのお客様も多い同店は、なんと英『GQ』誌で、「世界のベストデザインストア20」に選ばれたこともあるのだとか。世界的な名店で自分だけの一品を作る贅沢、ぜひ体験してみたいものです。

もう一軒は「トゥールモンド(Tout le monde)」。青山の路地を入ったところに位置する、カードと文房具のショップです。店内に所狭しと並ぶカードは、アーティストや写真家の作品がプリントされたポストカードや、二つ折りのグリーティングカード、ミニカードなど実に多彩で、なんと10,000種以上! 多くがドイツやフランスなどヨーロッパからのインポートで、センスのよい、ユニークなカードが充実しています。ずらっと並んだカードを眺めながらお気に入りを探すのは、宝探しのようにワクワクする時間。時間の経つのを忘れてしまいそうです。
「電話やメールが主流の今こそ、アナログなカードの良さが見直されているのでは。当店にも男女を問わず、幅広い年代の方にご利用いただいています。カードを選び、書き、送るというのは少し手間と時間がかかるプロセスですが、その分相手の心に響くのではないでしょうか。『予想以上に喜んでもらえた』というお客様の声もよく耳にするんですよ」と、マネージャーの渡辺里枝さん。
 2つのお店は歩いて移動できる距離。アクセスも良く、ショッピングの合間にも気軽に立ち寄れます。「カードって、手紙と違ってひとことのメッセージでもさまになる。もっと気軽に楽しんでほしいですね」とは両方のショップに共通したコメント。カードの魅力を再発見できるスポットです。


完成カードのイメージ。自分でも驚くほどの出来映えという声も多いとか。

SOCO COCO @ printemps Ginza and more!

とっておきのカードを選んだら、次はメッセージ。もちろん、あまり構えず、素直な言葉を綴るのが一番ですが、「Happy Valentine」「to ○○」といった英語の見出しを、美しく手書きできたら素敵です。そこで、そんな技術が学べるカリグラフィーのスクールを調べてみたところ、気になる講座を発見。
 それは「日本カリグラフィースクール」の体験レッスン。月に2〜3回の割合で開催されており、2時間で本格的な用具を使ったカリグラフィーのカード作りを体験できます。手ぶらで参加できて、先生が基礎の基礎から教えてくれるので、まったくの初心者でも心配なし。カリグラフィーを学びたいという人だけでなく、「どんな感じか知りたい」という人でも、気軽に受講OKだそう。美しいカード作りのヒントが見つかりそうです。