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ユニークな和の店でニッポンの美を再発見

これまで出合う機会が限られていた 地方の民芸品や伝統の技を生かしたプロダクトが、 このところ、ユニークなショップの登場により ぐっと身近になりつつあります。 新しい年の始まりに、日本の魅力を再発見! そんな気分になったら、ぜひ立ち寄ってみて。


繊細な水引細工は金沢より。香雅(かが)5,250円 名刺・カード入れ4,725円(共に千と世水引/Rin)


<左> 薩摩切子のおちょこ。手前から、緑23,100円 金赤27,300円 藍23,100円(以上薩摩びーどろ工芸/Rin)
<右> 兵庫県の伝統工芸品「姫革・白なめし革細工」。エキゾチックな柄も古来より伝わるものだそう。手前より、ブックカバー各3,150円 財布6,300円(共にキャッスルレザー/Rin)

「Rin」の店内。広々とした、モダンな空間。

Rin @ Aoyama

デザインと品質にこだわった
メイド・イン・地方をセレクト

青山通りから一本入った路地にある「Rin(リン)」は、2008年にオープンしたギャラリースタイルのセレクトショップ。一歩足を踏み入れると、広々とした店内には、食器などの生活雑貨をはじめ、家具、アクセサリー類、文房具、食品といった、幅広いラインナップの商品が並んでいます。扱うジャンルも商品のテイストも多彩ながら、共通しているのは、全国各地の“職人の技”と“優れたデザイン”を両立させた、確かなものづくりにより生まれた品だということ。その点を配慮しながら、現代女性のライフスタイルに取り入れられる、センスのよい品を集めているのです。
 ここまでRinが“メイド・イン・地方”にこだわるのには、ちょっとした背景が。実はRinは、中小企業と地域振興をサポートする「中小企業地域資源活用プログラム」の一環として設けられたアンテナショップなのです。Rinは各地域の商品を広く紹介し、消費者の声を届けることで作り手をサポート。一方でわたしたち消費者は、全国各地に受け継がれる伝統工芸や、商品が生まれた背景を知りながら、ショッピングが楽しめるというメリットが。作る側と買う側、両方にうれしいショップというわけなのです。
「最近は若い作り手も増え、伝統的な技術を新しい感覚で取り入れた商品も多いんですよ」と教えてくれたのは、コンシェルジュの松永春美さん。確かに店内には、和のテイストがありながら、モダンで洗練された商品が充実。眺めていると「日本のものづくりって素敵だな」と、少し誇らしい気持ちになってきます。
 2階にはダイニングカフェが併設されていて、全国から集めた旬の食材や特産物をベースにしたメニューを提供しています。こちらも買い物の合間にぜひチェックを。


<左> 脱臭効果のある炭と、ほのかに香るヒノキ粒&精油を二段構造にした脱臭芳香器「アルーマ」。トップパネルの色は、グリーンのほか4色から選べます。19,950円(アスカム/SOCO COCO)
<右> 人気のタジン鍋。アルミ製の鍋は熱伝導が早いため、食材のうまみを逃さず、素早い調理が可能。全4色があり。深型タジン鍋各5,880円(砺波商店/SOCO COCO)

「SOCO COCO crafts」の店内。※出店場所により店内の様子は異なります。

SOCO COCO @ printemps Ginza and more!

隠れたニッポンの名品を
全国に展開するショップ

「SOCO COCO(そこ ここ)」は、全国各地の隠れた名品を集めたインショップ。3ヶ月〜半年の期間限定で、全国のデパートやショッピングモールなどに、特別販売スペースを設けています。
「全国には優れたものづくりをしている方々が多くいらっしゃいますが、中小規模のメーカーだと流通やPRまで手が回らず、たくさんの方に見ていただく機会がなかなかないのが現実。『SOCO COCO』は、そんな品を集めて広く一般の方に知っていただくのを目的としたプロジェクトなんです」とお話してくれたのは、現在プランタン銀座本館6階にあるショップの店長さん。この事業は、経済産業省中小企業庁主催で行われており、先に紹介した「Rin」と同様、買い手と作り手をつなぐアンテナショップとしての役割も持っています。Rinに比べ、SOCO COCOはよりバラエティに富んだ、個性豊かな品揃えといった印象です。
 今回訪れたショップは、「SOCO COCO crafts」という工芸品・雑貨専門店。静岡産ヒノキと炭の機能を生かした脱臭芳香器や、アルミ製で使い勝手を増したタジン鍋など、ユニークな商品が並びます。店舗によっては食料品も扱っており、プランタン銀座でもこの1月より地下2階に「SOCO COCO」の食料品を扱うショップがオープン。話題を呼んだ「卵かけごはん醤油 たまごはん」などこだわりの商品が充実しているので、こちらもお見逃しなく。